突然、愛用しているiPhoneに高温注意が表示され、電源が入らなくなったら不安になりますよね…
先日、実際に私の旦那さんのiPhoneで高温注意が表示され、電源が入らなくなってしまいとっても焦りました…(;’∀’)
7年の元某携帯電話販売経験と現役の専門家の方々から教えていただいた知識をこの記事に詰め込んでいきます。
この記事が、高温注意で電源オフになった際のあなたの不安を少しでも軽減するお手伝いになれば幸いです。
この記事を読んでわかること
①iPhoneが高温注意で電源オフになった場合の対処法
②高温注意が表示されやすい状況
③高温注意を予防する方法
④高温注意が表示された場合の注意事項
⑤高温注意が表示された際に、実際に試した内容
iPhoneが高温注意で電源オフになった場合の対処法
慌てずに安全を確保する
iPhoneが高温注意で電源オフになった場合、まずは慌てずに安全を確保することが重要です。
熱くなったiPhoneに触ったり、無理に充電したりすると、火傷や故障の原因となる可能性があります。
高温注意が表示されたら、すぐに涼しい場所へ移動させる
iPhoneが高温注意が表示されたら、まずは慌てずに涼しい場所へ移動させましょう。
直射日光が当たる場所や車内など、高温になりやすい場所からはすぐに離れ、エアコンの効いた部屋や日陰などへ移動します。
熱くなったiPhoneに触らないようにする
高温になったiPhoneは、触ると火傷する可能性があります。
すぐに電源を切って熱が冷めるまで待ってから、触るようにしましょう。
無理に充電しない
高温注意が表示されている間は、充電は絶対に避けてください。
充電すると、さらに熱くなり、故障の原因になる可能性があります。
電源を切って温度を下げる
高温注意が表示されたら、まずは電源を切って本体温度を下げましょう。
電源を切ることで、バッテリーへの負担を軽減し、故障を防ぐことができます。
電源ボタンと音量ボタン(またはサイドボタン)を長押しする
iPhoneの電源を切るには、電源ボタンと音量ボタン(またはサイドボタン)を長押しします。
画面にスライダーが表示されたら、電源オフをタップして電源を切ります。
スライドバーが出る場合は、電源オフをタップする
機種によっては、サイドボタンを長押しすると電源オフの画面が表示される場合があります。
その場合は、画面上のスライドバーをドラッグして電源オフをタップします。
涼しい場所で放置する
電源を切ったら、直射日光が当たらない涼しい場所で放置します。
エアコンの効いた部屋や日陰などが理想的です。
30分ほど放置すれば、本体温度が下がり、高温注意が表示されなくなるはずです。
直射日光が当たらない、風通しの良い場所を選ぶ
電源を切った後は、直射日光が当たらない、風通しの良い場所で放置します。
エアコンの効いた部屋や日陰などが理想的です。
冷蔵庫や冷凍庫に入れるのはNG!
冷蔵庫や冷凍庫に入れるのは絶対にNGです。
温度差が大きすぎると結露が発生し、iPhone内部に水滴が入り込んで故障する可能性があります。
30分ほど放置して、本体温度が下がるのを待つ
30分ほど放置すれば、本体温度が下がり、高温注意が表示されなくなるはずです。
カバーやケースを外す
iPhone7以降の機種には、本体内の気圧を調節するための穴が開いています。
カバーやケースを装着していると熱がこもりやすくなるため、できるだけ外しましょう。
ただし、外れにくい場合は無理に引っ張らないでください。
熱がこもりやすくなるため、できるだけ外す
iPhoneには、熱を逃がすための穴が開いています。カバーやケースを装着していると、熱がこもりやすくなるため、できるだけ外しましょう。
外しにくい場合は、無理に引っ張らない
カバーやケースが外れにくい場合は、無理に引っ張らないでください。
破損する可能性があるため、ゆっくりと力を入れて外しましょう。
強制再起動を試してみる
iPhone 8以上の端末の強制再起動の方法です。
- 音量を上げるボタンを押してから素早く離す
- 音量を下げるボタンを押してから素早く離す
- サイドボタンを押さえたままにする
- Appleロゴが表示されたら、サイドボタンを放す
10秒以上、Apple ロゴが表示されるまで長押しが必要なので、Appleロゴが表示されるまで離さないように注意してください。
余談ですが、この強制再起動は、フリーズしたり調子が悪いなってときにも使えるので覚えておいて損はないので、ぜひ覚えていってください。
Appleサポートへ相談する
上記の方法を試しても高温注意が表示されたままの場合は、Appleサポートへ相談しましょう。
修理が必要になる可能性もありますので、早めに相談するのがおすすめです。
上記の方法を試しても改善しない場合は、Appleサポートへ相談する
上記の方法を試しても、高温注意が表示されたままの場合は、Appleサポートへ相談しましょう。
修理が必要になる可能性もありますので、早めに相談するのがおすすめです。
修理が必要になる可能性もあるため、早めに相談するのがおすすめ
Appleサポートへ相談する際には、使用しているiPhoneの機種、iOSのバージョン、高温注意が表示された状況などを説明すると、よりスムーズに解決できる可能性があります。
高温注意が表示されやすい状況と対策
iPhoneは精密機器であり、高温に弱いという特性があります。
特に、以下の状況では高温注意が表示されやすいため、注意が必要です。
直射日光が当たる場所での使用
直射日光が当たる場所は、気温が非常に高くなりやすく、iPhone本体にも直接熱が伝わりやすくなります。
特に、夏場の炎天下などは、高温注意が表示されやすい状況と言えるでしょう。
車内での放置
車内は、特に夏場になると密閉空間となり、外気温よりもはるかに高温になりやすい環境です。
駐車中の車内にiPhoneを放置しておくと、高温注意が表示される可能性が高くなります。
高負荷なゲームやアプリの使用
3Dゲームや高画質な動画編集アプリなど、高負荷なゲームやアプリを使用すると、iPhoneのCPUやGPUがフル稼働し、本体温度が上昇しやすくなります。
充電しながらの使用
充電しながら使用すると、バッテリーが熱くなり、本体温度も上昇しやすくなります。
特に、急速充電機能を使用すると、より高温になりやすくなります。
その他
ケースやカバーを装着していると、熱がこもりやすくなるため、高温注意が表示されやすくなる可能性があります。
また、古いiPhoneは、バッテリーの劣化が進んでいる可能性があり、高温注意が表示されやすくなる可能性があります。
高温注意が表示されやすい状況を理解し、適切な対策を講じることで、高温注意によるトラブルを予防することができます。
高温注意が表示された場合の注意事項
iPhoneが高温注意で電源オフになった場合は、慌てて操作しようとしたり、水をかけたり、冷風を直接当てたりしてはいけません。
以下の注意事項を守り、安全に本体温度を下げましょう。
無理に操作しない
高温注意が表示されている間は、iPhoneの内部温度が高くなっているため、無理に操作すると故障の原因となる可能性があります。
電源オフ以外の操作は避け、本体温度が下がるまで待ちましょう。
水をかけたり、冷風を直接当てたりしない
水や冷風を直接当てると、iPhone内部に水滴が入り込み、故障の原因となる可能性があります。
本体温度を下げる場合は、涼しい場所で放置するか、扇風機やサーキュレーターで風を送るようにしましょう。
充電しない
充電すると、さらに本体温度が上昇し、故障の原因となる可能性があります。
高温注意が表示されている間は、充電は絶対に避けてください。
外部ストレージ機器(SDカードなど)を接続しない
外部ストレージ機器を接続すると、本体温度が上昇しやすくなります。
高温注意が表示されている間は、外部ストレージ機器の接続は避けましょう。
車内などに放置しない
車内は、密閉空間となり、外気温よりもはるかに高温になりやすい環境です。
高温注意が表示された状態のiPhoneを車内に放置すると、故障の原因となる可能性があります。
高温注意が表示された場合は、慌てずに適切な対処をすることが重要です。
上記 の注意事項を守り、安全に本体温度を下げましょう。
高温注意が表示された際に、実際に試した内容
実際に高温注意が表示された後に試した内容を記載します。
旦那さんが使っていたiPhoneに高温注意が表示され、電源が入らなくなりました…
2日連続で高温注意が表示されたので、それぞれ記載していきます。
高温注意 1回目
前日に高温注意が表示され、そのまま操作出来ないから放置して、翌朝私が相談を受けたという流れです。
夜から朝にかけて使用していないので、私が見た時にはもう熱は持っていない状態でした。
まず、最初に充電してみましたが、うんんともすんとも反応なし。
次に、再起動の手順を試したら、充電がないマークが表示されたので、充電し、電源が入るようになりました。
日中は、そのまま使用できました。
▼独自で試してみた方法
再起動してみる
iPhone 8以上の端末の強制再起動の方法です。
- 音量を上げるボタンを押してから素早く離す
- 音量を下げるボタンを押してから素早く離す
- サイドボタンを押さえたままにする
- Appleロゴが表示されたら、サイドボタンを放す
高温注意 2回目
その日の夜、充電したら、再度、高温注意が表示され、少し放置し、電源を入れてみるも反応なし。
再起動を試しても、反応なし。
当日は、そのまま放置し、翌日も充電してみたり、再起動してみたり、充電しながら再起動を試したり、放置してみたりというのを何回か試しましたが、音沙汰なし。
Appleのカスタマーへ連絡し、相談するも、私がすでに試した内容と変わらず、修理か買い替えを誘導されました…
▼カスタマーでの案内内容
①充電してみる
②再起動してみる
③充電しながら、再起動してみる
④時間をおいて、何度か試してみる
⑤修理 or 買い替え検討
半日ほど試してみましたが、改善の見込みがないため、正規ではないですが、iPhoneの修理屋さんへ相談。
今回は、スマイルファクトリーという系列店へ相談してみました。
スマイルファクトリーのは、今回2回相談したので、順番に記載します。
スマイルファクトリー 相談1回目
スマイルファクトリーという系列店へ電池交換の相談してみました。
修理は、高くなるので、修理なら他の方法考えた方がいいかなと電池交換という選択をしました。
高温注意が表示され、電源が入らなくなってしまったと相談したところ、店員さんから『高温注意が表示後、電池交換しても治る確率はかなり少ない。一度電源が入ることもあるが、大体が治らなかったと戻ってくるケースが多い』と言われて、それでもいいなら対応可能ですと言われ、旦那さんは諦めていました。
▼スマイルファクトリー 相談1回目の案内内容
高温注意が表示後、電池交換しても治る確率はかなり低い。
一度電源が入ることもあるが、大体が治らなかったと戻ってくるケースが多い。
高温注意が出た端末は、ほぼ基盤まで故障していることが多いので、そのまま使うのは難しい。
旦那さんは、はっきりと言ってくれたし、親身になってくれたと対応に喜んでいました。
案内を受けて、機種を交換する方がいいねと2人で話し合い、何に変えるかやどう変えるかを検討しました。
いろいろ検討を重ねた結果、新しいiPhone15に買い替えることにしました。
検討時、Xで参考になるアドバイスをいただいたので、機会があればそちらも紹介したいです。
スマイルファクトリー 相談2回目
iPhone15に買い替えることにしたのに、なぜ再度iPhoneの修理屋さんを訪れることになったのかというと、データのバックアップのためです。
データのバックアップの相談をしたところ、『データのバックアップをするには、電源を入れる必要がああるため、預かりで2週間ほどかかるので、ダメもとで試しに電池交換をしてみても良いか?』との打診があり、そっちの方が手軽でかつ時間もかからないので、旦那さんは、やってみて欲しいとお願いしていました。
結果、電池交換時に、部品が焼けて故障しており、電池交換と部品交換で電源が入るようになりました。
ただ、やはり一度高温注意が表示された端末は、基盤に負荷がかかっており、あまり長くは使えない可能性が高いというお話がありました。
▼スマイルファクトリー 相談2回目の案内内容
データのバックアップをするには、電源を入れる必要がああるため、預かりで2週間ほどかかる
バックアップに関しての成功率はかなり高い
一度高温注意が表示された端末は、基盤に負荷がかかっており、あまり長くは使えない可能性が高い
1回目と2回目で担当の方が別だったとのことですが、どちらも高評価で電源が入ってデータが復活したことに大喜びでした。
今回、Appleが推奨している正規プロバイダー以外で対応していますが、非正規店で修理すると、Apple製品の保証対象外となってしまいます。
そのため、修理後に新たな問題が発生した場合、Appleからのサポートを受けることができなくなってしまうため、リスクをよく理解した上で判断する必要があるので、ご注意ください。
最後に
今回は、実際の体験した内容をもとに、iPhoneが高温注意で電源オフになってしまった場合の対処法や原因、予防策、注意事項、実際に試した内容を記載しました。
この記事内容が、高温注意で電源オフになったあなたの不安な心を少しでも軽くできたら幸いです(^^♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
気マぐレクローバー🍀
更新日 2024/05/26 現在
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